September 28, 2007

156 AlfaDiag (AlfaRomeo ECU診断ソフト)

前回の記事で少し触れた"AlfaDiag"について、概略ですがまとめてみました。


● AlfaDiag って何?
AlfaDiag は2001年以前の非EOBD車両を対象としたAlfaRomeo車両専用診断アプリケーションです。(有料:59.95ユーロ)※ EOBD : "European On Board Diagnostic"


● 出来ること
- ECU のシステム情報を表示
- 各センサの波形を4現象同時にリアルタイム表示&記録が可能。記録はCSV形式
- ディーラのテスター"EXAMINER"と同等のエラー記録を読み取り&記録リセット
- 各種パフォーマンス計測と動力計測が可能
- MY97エアバッグのエラー記録読み取り&記録リセット(Pin配置変換が必要)
※詳しくはAlfaDiag Featuresページを参照下さい。
※エアバッグ関連はエス☆イーさんが、コチラで記事を書かれています。


● 自分のクルマでAlfaDiagが使えるか調べる方法
- エンジン警告灯が燃料噴射中のインジェクションマーク → 非EOBD車両・使用可
- エンジン警告灯がエンジンのマーク → EOBD車両・使用不可
AlfaDiagサイトからの受け売りです。

使用可否の詳細は、車検証の「原動機の型式」と、AlfaDiag FAQページの適応表から参照下さい。おおよそ98年以降の145~欧州排ガス規制 Phase3 (EURO3)適用前の車両と思われます。


● インタフェースケーブルの入手

eBayから20ドル程度で購入可能です。
eBayの出品を見る。出品が大量な為絞り込み検索になっています。
AlfaDiag FAQでは、ISO 9141 互換のインタフェースを要求しています。
購入前に出品説明で必ず確認して下さい。
私は香港の売り手から入手しました。落札から1週間程度で到着でした。


● USB接続について
AlfaDiag では、USB接続での動作保証をしていません。
(USB接続でも動いてますけど…)
ノートPCの場合、現在販売されるほぼ全機種がシリアルコネクタ(RS232C : COM1など)を実装してないと思われます。動作保証のシリアル接続を行う場合はPCMCIA(PCカード)のRS232C I/Fなど、I/Oポートアドレスが付与される(=ハードウェアとして認識される)拡張機器での接続が必要となります。この場合インタフェースケーブルもUSBではなくRS232C対応の製品が必要となります。RS232C I/F ケーブルのeBay出品を見る


● USBインタフェースケーブルドライバのインストール
製品によって細かい差異はあると思いますが、、
- 付属のドライバCDをPCに入れる
(自動でソフトインストールが始まる場合は従う → 完了)
- ケーブルを接続する
- CDドライブを指定する
- ドライバインストール完了


● 動作確認
デモ版で動作確認をします。

事前にAlfaDiag FAQページの適応表からECUタイプを確認しておきます。

運転席のドア側コンソールの「ポケット部分のパネル」を外すとコネクタがありますので、イグニッションをオフの状態でこの車体側コネクタとPCをインターフェースケーブルで接続します。

PCを起動して、AlfaDiagを立ち上げ & イグニッションをオンにします。
最初のアプリ起動時にCOMポートの番号を指定する必要があります。これはデバイスマネージャの「ポート(COMとLPT)」で確認できます。

次に、確認したECUタイプを起動後の選択リストから選びます。

AlfaDiagの接続ボタンをクリックします。

通信を開始後、成功すると下記のような画面が表示されます。

※対応OSは、Windows XP Pro & Home, Windows 2000 です。
※Alfa Diagが動作するにはMicrosoft .NET Framework Version 1.1 が必要です。起動時にメッセージが表示されて立ち上がらない場合は、コチラから該当プログラムを導入する必要があります。(Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布パッケージ & Microsoft .NET Framework Version 1.1 サービス パック 1)


● 製品版の購入&インストール
Purchase a licence for AlfaDiagページの"BuyNow"マークをクリックするとPayPalのページに飛びます。PayPalアカウントを持っている場合はこのままログインで購入可能です。

アカウントが無い場合は、"Don't have a PayPal account? Use your credit card or bank account (where available). Continue" から先に進みます。(PayPalアカウントで購入したのでこの先は不明です。ただし Continue から先の画面では"Pay with Credit Card or Log In"と表示されるので、PayPalアカウントが無くても購入可能と思われます。)ライセンスは59.95ユーロです。

購入が完了するとメールが送られてきます。この中にログインIDとパスワードが書いてあるので、AlfaDiag Supportページからログインします。そして、このページにある製品版"AlfaDiagSetup.exe"をダウンロード&インストールします。

インストールが完了したら、アクティベーションを行います。
ページ内の Licence Manager Help を参照してアクティベーションを完了させます。

これでフル機能が使用可能となります。

これは色々と使えます&遊べます(笑)
日本語Wikiページなどあると便利そうですネ。。。

September 18, 2007

156 アイドリング不調(ハンチング)

TopALFA156TS > トラブル > アイドリング不調

走行中、無負荷のアクセルオフにするとアイドリングが一定せずに
500強~1500回転あたりを上下するハンチングというマイナートラブルが
出ています。色々と読んでるとこれは156TSの持病のご様子。

症状自体は2~3回の上下動で収まるのですが、
これが酷くなってくると低速のトルクも細くなり
何かと扱いづらくなってきます。

この症状については、スロットルボディのバタフライ周りに付着した
「ブローバイによる油分を含んだダスト」を清掃すれば治るそうですが、
掃除したらユニットが壊れたとか…のお話しもあるようですし。。(汗

海外サイト alfa156.netコチラ でもWD-40(≒KURE 5-56)で「掃除しろ」と。
(しかしコチラも壊れた報告1件 / 現象は Erratic Idol Speed と表記ですネ)

またこのサイトでは、治らなければ下記センサを疑う…とも書いてあります。
・ 水温センサ
・ O2センサ
・ マスエアフローセンサ(以下、エアフロで)


先日のディーラ点検でのテスター(EXAMINER)結果からも原因が見え隠れ。

・ エンジン水温警告灯断線
・ ラムダセンサインテグラレーター下限値超過
・ rpm センサ断線
・ 吸気温センサバッテリ電源回路の断線/短絡
・ エア流量計アースへのショート/断線
以上、すべて「時々故障が発生」。

症状該当のセンサが全てリストされてますヨ。。。


ディーラー見積もりの部品交換メニューは、
・ 水温センサ
・ RPMセンサ
・ O2センサ
・ エアフロ

上記部品交換は可成りの金額になってしまいます。
このため持ち帰って地道に1個づつ潰していく事にしました。
スロットルの清掃よりも、まずはこれらを解決するのが先決な感じです。。


また、スロットルポジションのリセットで症状軽減との事で
リセット方法をディーラーで教わってきました。

1.IGNキーをMARへ。1分待つ(作業を見た感じでは1分以上って感じでした)
2.キーをOFFにして15秒
3.再度IGNキーをMARへ。エンジン始動。

確かにこのリセットを実施すると、症状も軽減してトルクも出てきます。
しかしこの軽減した状態から、だんだん症状が悪化していきます。
やはりセンサから異常な値が出ている…と。そーゆー事ですね、多分。


また他所ではスロットルポジションのリセットが下記のように記載も。。。

1.バッテリターミナル外す&取り付ける。(ECUリセット)
2.IGNキーをMARへ。1分以上
3.キーをOFF 1分以上
4.上記2と3を全部で3回実施


そして先ほどの海外フォーラムサイト(alfa156.net)では、

1.IGNキーをMARへ。90秒
2.キーをOFFにして90秒
3.アクセルを操作せずにエンジン始動。


あれれ、どれが本当なんでしょう。どれも本当ですか。(謎)
ウチの156はエンジン型式 AR32301という初期の2.0TSです。
ディーラーからはこのエンジン用の方法を教えて頂いたと理解しましょう(笑)


また、交換が必要なエアフロやO2センサは色々と情報収集しているのですが、
途中でエアフロのBOSCH型番探りからデータシートが見つかったのでアーカイヴ。
Bosch_HFM5_Sensors.pdf

※余談ですが、海外ではエアフロは"MAF"と略される事が多いようですネ。

そして先述の海外フォーラムサイトのトピックから判ったのが、
2.0TSのエアフロ型番が二種類存在するとの事。

現在流通しているエアフロの BOSCH P/N は"0 280 218 019"ですが、
初期装着(フォーラム上では99年車の実績)では"0 281 002 199" の様子。


さてさてウチの98年156のエアフロを見てみると、
最後3桁が"019"の現在流通しているエアフロが付いてました。
…って事は既に途中で交換済みなのでしょうか?
それとも初期生産時から"019"も流通していたのか。。。
ただ、写真のBOSCHロゴの左上、「白いペイント」がちょっと気になったり(笑)
何か対策だったのでしょうか??
どちらにしろセンサ不良は発生しています。要交換には変わりありませんネ。


また、上記フォーラムサイトalfa156.netを彷徨っていて
"alfa diag" というWindows用アプリの存在を知りました。

テスターを接続するコネクタ&パソコン間をインタフェースを介して接続して
この"alfa diag"というアプリで各センサの波形をリアルタイムで確認出来る
らしいのです。
このインタフェースユニットもeBayで豊富に存在していました。
↓訂正 07.09.24↓
eBay検索ワードを変更しました。
OBD USB → "OBD" "USB" ISO 9141 & Search title and description
↑訂正 07.09.24↑
※AlfaDiagではUSB接続は動作保証してませんケド。。

色々と使えそうですネ。でも有料アプリで約¥10,000- と、ちょっと高めです。。。
※他にも Alfa Romeo TS Diag というのも見つかりましたが、
BOSCH M1.5.5用 = 初期TS 5速専用の様子です。すこしお安くなってます(笑)

各センサの交換前に、一応このアプリで確認してみるつもりでいます。
でも本来の波形を知らないと不具合かどうかも判断できませんので、
どんな結果になるのか解りませんが…(笑


追記 07.09.23
Alfa Diagについて、エス☆イーのアルファ156節約生活 さんのサイトで
既にコチラの記事に掲載されております。
色々と参考にさせて頂きますm(__)m

その2に続きます。

September 14, 2007

156 お好み装備とDIY

156初期化のその後。。。
今回は初期化というより、お好みの装備の装着です。

まずはタイヤ。
何故かスタッドレスを履いていたので交換です。
前オーナーは、夏用タイヤはインチアップでもしていたのでしょうか。。。??
選んだタイヤは、一般道では充分と思われる
ミシュランのPreceda PP2を標準サイズで装着。

最近、タイヤはWeb通販で可成り廉価で販売されていますが。。。
入れ替えをお願いできるお店がとても少ないですね。
というか、受け付けて貰えても1本5000円などと言われたり。
現実的には難しい状況です。

近所にはこのようなお客さんをターゲットに、
リーズナブルにタイヤ交換のみを受けてくれるお店もあるのですが、
外国車はクルマからの脱着をしてもらえません。。。
4本のタイヤを外して持参のみ対応です。

手許のウマの数とジャッキでは、これは不可能。
このため、普通のタイヤ屋さんで入れ替えて貰いました。
4本で1万円の差…大きいですね。。(泣


そしてお次はオーディオとETCをDIYで設置。
オーディオは1DINで唯一 Bluetooth 標準対応の carrozzeria DEH-P810 & iPOD I/F を取付です。

最近、Bluetooth の使い勝手の良さにハマってます。。。
これはまた別の記事で書いてみます。

オーディオ配線は、欧州車用 ISOハーネスを送料込み¥1500にてヤフオクで購入(笑)。。。品質も良く、充分に納得できるモノでした。

このハーネスはコチラで検索できると思います。

ピン配置は、ALPINEの「車種別 取付け情報」から入手。(リンクできませんでした)
ヤフオクハーネスは欧州車用の汎用品のため、ピン配置の変更が必要でした。

精密ドライバを使い、ピンを抜いて入れ替えです。
そして入れ替えに加えて、不要な配線を156用へ代用して完成。。。


このハーネスでETCの電源配線も供用できました。


ETCはセパレート型をコンソール灰皿下ポケットへ…
と目論んでいましたが、奥行きが足りずに断念。
先人の方々の取付場所を参考にさせて頂き
グローブボックス内への設置となりました。

スピーカはアンテナユニットに内蔵なので無問題。

ETC装置は「ETCらくらく導入キャンペーン」を使って購入すると
約¥5,000もお得なんですよね。これを使わない手はありません(笑)

内装の取り外しなどは、
ペコーの青空メカニック日記【アルファ156編】さんのココココココを参考にさせて頂きました。多謝であります。

September 02, 2007

156 初期化整備

お盆に車検&ナンバー取得した156。
前オーナーから未整備状態での納車でしたので、
初期化を含めてディーラーへ点検整備に出してきました。

走行距離は54,700Km。
点検記録簿を見ると…オイル交換は定期的に実施されていましたが、
その他のメンテナンスは皆無と言った様子(汗

この距離までタイミングベルトも納車時のまま。
ブレーキパッドもリアはパッドが薄くて殆ど目視出来ない程です。
フロントもそろそろ交換時期に伺えます。
ディスク自体も結構減っています。。。

これは整備項目が積み重なりそうですよ。。。
でも予算も限られてるので、見極めが重要ですネ。

エンジン自体は特に異音は無いので機関自体は問題無さそうですが、
初期化も含めてベルトや油脂類の全交換が必須項目となりそうです。
タイミングベルトを交換ならウォーターポンプも一緒に交換しときましょ♪

今回の点検整備は、アルファロメオ所沢へお願いしました。
ワタクシ、アルファロメオディーラーの門をくぐるのは、実は初めてでございます…(笑

車両を持ち込み、定期点検&ベルト交換、油脂類やブレーキパッド交換を依頼して
実車見積を取りましたが、その結果下記の整備をお願いする事になりました。
(こちらからの交換リクエストも含みます)

タイミングベルト&テンショナー
バランスベルト&テンショナー
ウォーターポンプ&冷却水
ドライブベルト
エアクリーナー
前後ブレーキパッド
前後ブレーキホース
フロントディスク
エンジンオイル&フィルタ
ミッションオイル
ブレーキフルード
クラッチフルード
パワステフルード
アンダーカバー

納車から10年目&54,000Km乗りっぱなし車両の整備、ご参考程度に…(汗

この他、バッテリーと点火プラグも要交換。
でもイリジウムは使っちゃダメよ♪とのお話し。

またバランスシャフトのクラッチ側パッキン不良と思われるオイル漏れ確認。
これは将来訪れるクラッチ交換時に手を入れる事になりました。

そしてブレーキパッドはパッド粉の黒いダスト汚れから解放される等、
何かと評判の良い KRANZ GIGA's BASIC を試してみる事に。
ブレーキディスクはパッド値段増の相殺目的で、
少し安めのDIXELのスリット無しを入れる事になりました。

今回、特にフィーリングが変化するような交換は無さそうですが、
帰路では全体的にスムーズで落ち着いた感じになりました。
(ブレーキのアタリはまだ出てませんけどネ)
でも、これだけやって何も変化が無いのも悲しいですし(笑)
手を入れた甲斐があったという事にさせて下さい。。。

初期化第1段はこんな感じで終了でした。